キッチン天板の錆び
札幌市豊平区平岸の築30年を超えたアパートに8年入居した借主様より退去の立会い依頼がありました
契約が完了し退去したが、大家さんとの退去の立会いが終わっていなく、原状回復の請求が数点あり、確認をしてほしいと依頼があり退去の立会いに同席しました。
立会いでキッチンの天板にサビがありました。
大家さんが天板のサビを業者に見てもらったら落ちないと言われ、キッチンの天板の交換になり価格は工賃を含めると10万円は超えると言われたと
過去に対応した台所のステンレス天板の交換費用も10万円ぐらいでした。
今回天板を確認しましたが錆びはありますが、酷い状態ではありません。
ピカールやコンパウンドで錆が落ちる状態でした。
それで落ちなければ電動サンダーで研磨をかければ原状回復が可能な状態です。
費用も数万円の費用で済みます。
大家さんは工事業者に元に戻らないので天板の交換と言われてようですが、工事業者は簡単に直るものでも取り換えが必要だと嘘を言います。
もとに戻す基準が違います。
新品に戻すのが工事業者の考え方ですが、原状回復とは新品にすることではありません。
あくまでも退去時の使用年数なりにすることです。
新品にすることはグレードアップであり賃貸人の負担ですることです
業者も研磨でなく交換の方が儲かります。
大家さんも新品になった方が儲かります。
15年使用した台所の引き出しの損傷により新品交換を請求された事例
《台所天板の補修事例》

キッチンシンクの錆び汚れは借主の過失であり、錆びを落とす費用は数万円の請求でした