フローリングに傷を付けたり、凹ましたり、汚したら退去時の補修費用は借主の負担になります。
フローリングの補修方法は傷部分をパテで補修し色を塗る補修方法と傷がある部分を張り替える方法があります。
フローリング高く補修には減価償却もありませんのでビックリするぐらい退去費用は高くなります。
主にアパートやマンションで使われているフローリングは複合フローリングになります。
複合フローリングは合板などの表面に薄い木材やシートを貼り重ねた床材になり、少しの衝撃で表面に傷が付いたり表面のシートが剥がれます。
傷や凹みやすい床材になります。
フローリングの請求方法には㎡単価請求と枚数請求があります。
フローリングの補修方法は傷部分をパテで補修し色を塗る補修方法と傷がある部分を張り替える方法があります。
小さい傷の補修なら部分補修で1枚単位請求になる事が多いです。
補修範囲が広いと張替えになり㎡単価請求が多いです。
フローリングを張替える場合は1枚単位の販売ではなく「1坪単位」で販売されています。
1坪の中に6枚のフローリングが入っている商品が多くなっており、
1枚の張替えでも他の5枚の購入費用も借主の負担になります。
少しの修繕を行うために余分に部材を購入することとなり原状回復費用が高くなります。
またフローリングの補修には減価償却はありませんので原状回復費用が高くなります。
また本来は部分張替えで済むのに管理会社からに同じ商品が無いとか、一部の張替えは出来ないので全部の張替えが必要だと嘘を言われ高額な退去費用が請求されています。
注意しましょう。
長年使用したフローリングが割れたり、剥がれたり、色落ちすることがあります。
フローリングはワックスをこまめに掛けないと乾燥したり塗装が剥がれフローリングが割れたり、剥がれたり、色落ちしたりします。
割れたり、剥がれたり、色落ちした費用は貸主の負担です。
管理会社や大家から不当な請求が多数されています。
注意しましょう。
フローリングの部分補修については減価償却という考え方はありませんので全額借主の負担になります。
1枚のフローリングの補修費用として7000円ぐらいの費用になり5枚分だと35000円になり全額が借主の負担になります。
㎡計算の場合5㎡修理すると5万円になり、減価償却は考慮しませんので5万円全額が借主負担になります
部屋全体を張替えた場合には減価償却が行なえます。
入居7年で木造アパートの6帖(10㎡)(経過年数22年)の部屋の全部を張替える場合の費用10万円+消費税+巾木費用で12万円ぐらいになります。
12万円×22分の7で82000円が借主負担で38000円が貸主負担になります。
入居7年でRCアパートの6帖(10㎡)(経過年数47年)の部屋の全部を張替える場合の費用10万円+消費税+巾木費用で12万円ぐらいになります。
12万円×47分の7で102000円が借主負担で18000円が貸主負担になります。