札幌市西区発寒の指定道路に面している中古住宅の所有者から、自分は不動産会社に騙されたが購入者には問題のない不動産を購入してほしいと指定道路に埋設されている上水道の所有者調査・口径調査、下水道の所有者調査・口径調査、私道の所有者調査の依頼を受けました。
東京の不動産会社での仲介では上水道の所有者調査・口径調査、下水道の所有者調査・口径調査、私道の所有者調査・私道の通行掘削証明書が添付されています。これが通常なのですが札幌の不動産会社では調査も行わずに通行掘削照明書の添付もありません。
持ち主様は18年前に中古住宅を購入したので重要事項説明書があり・持主様に聞き取りしましたが、接道部分の上下水道・下水道は札幌市の管と記載されて聞いて騙されていると。
調査を行うと札幌市の管ではなく、隣地との共有になっており、個人所有になっています。
たまたま入居中に壊れたり災害が無かったので費用負担はありませんでしたが、壊れた場合には数十万の負担が必要になります。
また私道の道路所有者の調査は行われていません。通行掘削承諾もありません。
もし上下水道が壊れても簡単に道路を掘削することが出来ませんので工事も出来ません。
道路所有者が不明なままですと必ず困ることがあります。購入時には必ず調査を行ってもらいましょう。
困るのは買主です
残全ながら不動産会社には調査する知識もありません。能力もありません、
指定道路に接道する不動産を購入する場合は不動産会社を信用せずに自分で調査を行ってから購入ください。