大田区のマンションに１９年住んでいた女性の借主様よりお風呂の床タイルの割れ欠けで管理会社より９万円の退去費用を請求されたが正当な退去費用なのか相談がありました。
お風呂のタイルは磁器質で作られており玄関前のタイルと同じ材料です。
厚さはお風呂のタイルが厚いですが玄関前のタイルは長年使っていると水の影響や人の重さで割れてしまいます。
お風呂のタイルの1番目の写真には物を落とした形跡もなく、借主も自然に割れたと。
１番目の写真の割れは水の影響や人の重さによる通常損耗・経年劣化と思われます。
２番目3番目の写真はタイルの欠けを放置したことによる割れと思われます。
お風呂床のタイルの割れは借主の負担ではなく、貸主負担の通常損耗・経年劣化です。
今回不当な退去費用請求は１箇所の請求のみであり、プロが見てどう思うか文春に記載した方が良いと思い査定書の作成を提案させていただきました。
費用は訳があり０円で作成しましたが、本来なら１万５千ぐらいでしょうか
15000円で退去費用が０円になりました。
退去費用の査定書にはまず現状はどうなのか、今回はタイルがどうなっているか。
割れたタイルの材質、どういものか。
割れた原因を記載し、どうして借主負担でないのかを記載しました。
電話相談を多数受けていますが、間違えなく退去費用の査定書を作った方が不当な退去費用請求が減額になったり、０円になる事が多いのに思う借主がいます。
借主を騙して不当な退去費用を得ようとしている管理会社が借主の交渉ぐらでは簡単に交渉には応じません。
今回査定書を作成したところ、不当な退去費用の請求が０円になり、借主様よりお礼のメールをいただきました
管理会社もこれ以上争っても勝てないと思ったのでしょう
当事務所には年１００件を超える有料電話相談実績があります。
行政書士・宅地建物取引士・敷金診断士・マンション管理士・管理業務主任者・賃貸不動産経営管理士・1級ボイラー技士が管理会社以上の知識経験で対応しています。
