たばこの汚れ臭い焦げの退去費用は

タバコによるクロスの汚れ
タバコによるクロスの汚れ
たばこによるクロスの汚れ
たばこによるクロスの汚れ

タバコ床クッションフロアの焦げ跡
タバコ床クッションフロアの焦げ跡
タバコにより床焦げ跡
タバコにより床焦げ跡

たばこは借主負担

タバコを吸ってクロスがヤニで汚れたり部屋に臭い,床を焦がす借主の負担になります

 

タバコを吸うと他に壁の交換やドアの交換,お風呂の交換を請求された事例もあります。

 

借主の負担する退去費用は全額ではありません

 

タバコを吸うと減価償却が行えないので100%借主負担だと言う管理会社がいますがです

 

減価償却は過失が有っても、故意が有っても、契約違反が有っても行えます

クロスの張替え費用

クロスに傷つけたら、その箇所のみを修繕するのが原則ですがタバコの場合は、ヤニの汚れの場所だけでなく臭いもあり、部屋全体のクロスの張替が必要になるため退去費用は高くなります

 

●クロスの単価・面積により張替え費用は異なりますが、目安として利用ください

 

張替面積

張替え費用

 ワンルーム 10万円以内
1DK 10万円~13万円
1LDK 10万円~15万円
2LDK

20万円~25万円


 

上記の金額から入居期間により減価償却が行われます。

ガイドラインは守られている

ガイドラインにはクロスの原状回復は6年住むと1円と記載されていますが実際どうなのかは別です

 

私の感覚では管理会社の25%ぐらいはガイドラインを守っていて6年入居すると原状回復は1円になっています。

 

25%は原状回復の一部の請求になっています。

 

半分くらいは6年入居しても減価償却もなく、100%借主負担になっています。

 

さすがに10年住むと半分ぐらいの管理会社は原状回復を請求しません。

 

残りの半分は原状回復の全部の請求と一部の請求が同じくらいかなぁと思います

 

 

裁判所でも6年住むと原状回復が1円という判決もあります。

 

6年住んでも一部負担の判決もあります。

 

 

退去費用で相談が多く、金額が多く変わるのは減価償却です。

 

減価償却を行うと10万円などあっと言う間に変わってしまいます。

 

減価償却にはたくさんのガイドラインや判例があり、管理会社も裁判になると減価償却が行われることを知っています。

 

知っていながら請求していますので、減額される可能性がある原状回復費用になります

 

個人で交渉するには簡単で1番交渉しやすいく金額が減る可能性があります

 

  

裁判をした借主

東京の1Rに4年住んだ借主様が管理会社よりクロスの張替え費用、清掃費用、匂い消臭費用として70万円を請求をされ、当事務所で作成した査定書を証拠とし簡易裁判所で減価償却が認められ、消臭費用が認められ45万円減額になり20万円台で解決になりました。

 

お客様からのお礼のメール

 

退去費用が45万円下がった経過、見積書などになります。勉強になります。お読みください。

クリーニング費用

たばこを吸うと特別清掃費用を請求される場合があります

 

室内の汚れ落とし、ドアの汚れ落としなどで通常のハウスクリーニング代以外に3万円ぐらいの費用請求が多いです。

 

タバコを吸った場合のエアコン汚れ臭いは、通常の使用により生ずる損耗とはいえず貸借人の負担となります

 

費用は1万円ぐらいになります。

 

特約について

契約書などにタバコを吸うとクロスの費用などが全額借主の負担になると記載されても、原則として全額負担をする必要はありません。

 

特約が有効になるためには要件がありますが、要件が満たされなく全額借主の負担は認めれない事例が多くあります。

 

【特約】全額借主負担は認められるのか

 

 


《解決事例》