私道指定道路で下水道工事を行うための手続きについて

掘削工事について

札幌市の私道・指定道路で水道・下水道工事を行うためには道路所有者の承諾が必要になります。

ただ私道・指定道路の登記簿謄本では住所変更が行われていなかったり、相続登記が行われいない場合が多く所有者を特定することが難しくなっております。

また札幌市では水道管の掘削工事と下水道工事の掘削においては書類、手続きが違っておりますので、このページを参考に所有者調査・掘削承諾書の取得を行いください。

私道・指定道路での水道工事の掘削の調査・必要書類についてはこちら」で確認ください

 

所有者の調査

今回初めて取引させていただく、建売住宅を販売している不動産会社より下水道管を埋設するので、位置指定道路の土地所有者から掘削承諾書の取得依頼を受けさせていただきました

指定道路は大正時代に出来た道路で昭和8年に指定道路に認定されています。

私も建築基準法が出来る前から指定道路という制度があったことにビックリしました。 

登記簿謄本を取得しますが、土地所有者が不明なことがほとんどです、昔からあることと財産価値が少ないため、相続登記や住所変更登記がなされていることは、ほとんどありません。

今回の土地所有者は12名になっており1名を除き、大正時代から戦前までに登記されております。すみませんが現在も存命の方がいるとは思えません。11名の所有者の内、推定相続人と思われる同じ苗字の方が現地に住んでいるのは1名しかいません。後の10名は登記簿上の住所には住んでいなかったり、現在ではない住所でした。このままでは土地所有者から掘削承諾書を取得するのは難しいです。

推定相続人の1人に連絡をして、上記の説明を行い土地の掘削承諾書をしましたが、推定相続人も80歳くらいで、登記簿の所有者はお爺さんだと言われ、時代を感じました。

他の土地所有者のお亡くなりになっていてるでしょうが、普通郵便で案内文を添えて連絡させていただきました。もちろん宛先不明で戻ってきました。


掘削承諾書の取得

推定相続人の方と、所有者の方からは掘削承諾書を取得させていただきました

他の所有者10名については、宛名不在な封筒と自分で調査した結果を報告書にして札幌市下水道河川局排水指導課に提出させていただきました

あとは掘削工事を行う水道業者様と札幌市との打ち合わせになりますが、掘削については、問題はありません

私道・指定道路での下水道工事について必要な掘削承諾書についてはこちら」をご覧ください

 


下水道工事の補助

不動産会社様より下水道工事の掘削の許可が下りたと連絡がありました。

札幌市で市道の部分の配管工事とマスの補助をしてもらえると連絡がありました。

これは非常に珍しいことなのです。指定道路の場合、土地所有者全員の掘削承諾書が無いと補助などは無いのですが・・・

今回どうして補助してくれたかはわかりませんが、よくプロに依頼し、お金かけて真剣に土地所有者をよく調べたねと言われたそうです。

真面目に仕事をした成果なのか?、工事代金で数十万円は補助してくれたと、おたくに支払った費用以上の成果があったと私も今まで指定道路の下水道工事でこのような補助があったのは始めてです。

お客様に感謝していただきました。



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