壁紙・クロスに破れ汚れの張替えの退去費用について


壁紙クロスについて

アパート・マンションに住んでいると、うっかり、間違えてクロス・壁紙を傷つけたり、破いたり、汚したことがあると思います。その場合借主はどのくらいの費用を負担しなければいけないのでしょうか?

 

壁紙・クロスは、壁や天井の内装仕上材として用いられており,最近のアパート・マンションでは、ほとんどの物件で、ビニールの壁紙クロスが使用されており、ビニールクロスは安価で、施工が早く工場で生産された規格品ですが、破れやすく、汚れやすい内装材です。

 


費用負担者は

クロスを汚したら、借主が費用を負担するのが原則なのですが、クロスは破れやすく、汚れやすいものです、普通に生活している部屋、台所で料理して油が跳ねたり、汚れることもあります、また玄関は、普通に生活しても汚れるところです、通常の画びょう跡、ポスターを張った跡、冷蔵庫跡などの黒ずみ、家具跡の日焼け跡,日照による変色などは通常損耗であり貸主責任になりまこのような利用で部屋を汚しても、傷をつけても借主は費用負担をする必要はありません

 


クロスは普通に生活していても汚れたり傷かついたりするものです。これらの費用を借主は負担する必要はありません「経年劣化・通常損耗」で詳しく解説しています。

 

クロス通常の家具跡・電化製品の跡黒ずみについては、「壁紙クロスの家具の跡・電化製品の跡の費用は借主負担ではありませんで詳しく解説しています

 

壁紙画鋲を使用を使用した場合ついては、「壁紙クロスに画鋲を使用した場合の費用で詳しく解説しています

 

張替え面積について

 

壁紙を不注意で破った場合・汚した場合の取り換え面積は「必要最小面積の㎡単位になりますが」必要最小面積とはどういう面積でしょうか?賃貸住宅のトラブル事例とガイドラインにも最低面積として1㎡以上とありますが、壁紙はロールになっており、幅が92㎝と決まっております。天井高が2m40㎝だと、0.92×2.4でどんな小さな傷でも2.2㎡が必要になります。

 

壁紙・クロスを汚した破いた補修面積・一面は「壁紙クロスの最低補修面積・一面で詳しく解説しています

 

減価償却について


クロスを過失で、傷つけたり、破いたり、汚した場合は借主が費用を負担する必要がありますが、賃借人が入居年数1年で毀損させた場合と入居年数10年で毀損させた場合を比較すると、10年の場合は1年の場合よりも大きな経年変化・通常損耗があります、この場合に修繕費の負担が同じであると賃借人相互の公平をも欠くことになります。そこで、賃借人の負担については、壁紙クロスの経過年数6年を考慮し、年数が多いほど負担割合を減少させることとするのが妥当になります。

 

クロスを汚しても傷をつけても新品費用を負担する必要はありません。 「退去費用では必ず減価償却計算で詳しく解説しています。

 

タバコを吸っても壁紙には減価償却があります「たばこを吸っても減価償却は行われます」で詳しく解説しています。

 


壁紙クロスの減価償却の計算事例になります

通常のアパート・マンションで使用している壁紙・クロスの㎡単価は1000円から1200円が多いです

先日ビバホームに行く機会があり壁紙の㎡単価を見ると㎡単価180円でした。工事業者の利益・人件費で通常工事業者は㎡単価800円前後になります。

また管理会社の手数料を上乗せしますので㎡単価が1000円を超える金額になります。

 


 

壁紙に傷あり、壁紙1枚取替えの場合

横92㎝×240㎝で2.2㎡で切り上げで3㎡計算×1000円(単価)で3000円になります

 

また入居2年で退去した場合

3000円×(6分の4で)で2000円の負担になります

 



 

また6畳の部屋の壁・天井の壁紙を取替えると約40㎡になります、単価1000円とすると壁紙の原状回復費用は40000円になります。また壁紙クロスの処分費用、消費税などで10000円ぐらいの費用が掛かりますので全部で50000円ぐらいになります。

 

クロスの耐用年数は6年になりますので入居3年の場合は原状回復費用が5万円×(6分の3で)=2.5万円の負担になります。

入居5年の場合は退去費用が5万円×(6分の1で)=約8500円の負担になります。

 

またクロスの耐用年数は6年ですが、経過年数が経過すると残存価格が1円になる計算ですが、6年目以降も壁紙・クロスに経済的価値がある場合は、1円ということはありません。

 


壁紙・クロス6年間部屋を借りていると、原則として退去費用の支払いが1円になります。「6年以上入居していると退去費用の支払いは1円になります」で詳しく解説しています。

 



敷金トラブル・賃貸トラブルよくある質問

長谷川行政書士事務所

 

住所

札幌市厚別区厚別中央2条2丁目3番5号ラファイエ08B

 

電話番号

090-1307-6332

011-577-4856

 

 

メールアドレス

hironari3912@gmail.com

 

営業時間

9:00~18:00まで(日曜祝日休み)

(日曜祝日はお休みですが退去立会いは行っております)