昨年私道の所有者より、私道の売却を考えているので道路に接道している人に話をしていただけないかと相談がありました
私道の所有者には,境界確定・更正登記を行うために印鑑をいただきに訪問したときに依頼を受けました。
私道に接面している人は約15人います。私が知っている人は3人で残りは知らない人です。
私のお客様に中心になってもらい、集会所に皆さんに集まってもらったのですが、これほと酷い集まりは始めてでした。
私道は個人の道路であり、住んでいる人に通行権はありますが完全な通行権があるわけではありません。
あくまでも人のものと言う感覚がないのす。
さすがに10人を超えるとどうしょうもありません。
私道を掘削しようとすると承諾が必要なこと、完全な通行権がないこと、境界確定には道路所有者からの承諾が必要ことなどを説明しても理解をもらえませんでした。
私道の所有者にお話をし役に立てないことを謝罪させていただきました。
私道の所有者からは掘削・通行承諾する書類は有料でよいのかと質問を受けたので、有料で大丈夫ですよ報告させていただきました。
先日私道に面してる人の代表4人から、私道部分を売ってもらえないかと連絡があり、私道の所有者と相談させていただきましたが、答えは売らないでした。
理由は前回の交渉過程が余りにも悪く信用が置けないことです。
代表4人の記名があっても何人で購入して予算もわかりません。
本当に皆の代表なのかも不明です。
これでは話を進める事はできません、またダメになる可能性もあります。
私道は利用するもので、必ず掘削を行ったり、境界確定などの承諾が必要になるのです。
また将来売却するときには道路の権利があるのか承諾があるのかにより売買価格が大きく変わるのです。
今は要らなくても必ず必要になるのです。購入する機会があるのなら購入するべきです
私は道路所有者から承諾がもらえず困ってる人をたくさん知っています。
将来後悔しないでください。
▶札幌市中央区で私道指定道路の所有者調査、水道・下水道管の調査を行いました
▶札幌市西区で私道指定道路の所有者調査、水道・下水道管の調査を行いました
▶下水道の調査不足により不動産会社から190万円の支払いが有りました